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大阪市大東市 1軒3杯

麺や而今(じこん)@鴻池新田(大阪府大東市)
香味トリトン清湯そば750円 2012年12月16日
足すべき食材を足し、引くべき雑味を引き、求める味わいを掛け、最後の一滴まで続くように割ったスープ。「なんですかこれ、ラーメンのスープですか?」と厨房を見てしまいました(厨房は長い暖簾の先なので見えませんけどね)。極細麺はほんのわずかに芯を残した固め仕上げ、支那そばやのラーメンと同じようにドンブリの中で完成させる麺茹です。トッピングは豚バラ肉の焼き豚、鴨の燻製、軟骨入り鶏つくね、一品一品が素晴らしすぎて言葉がありません。水菜、白髪ネギと青ネギ、そして糸唐辛子、美味しいラーメンは見た目が美しい。
麺や而今(じこん)@鴻池新田(大阪府大東市)
芳醇醤油鶏そば650円2012年12月16日
鶏料理がメインの居酒屋の昼営業にラーメンを提供しています。 スープは同じでタレを醤油(麺屋一燈で使われている河内屋中兵衛生揚げ醤油)に代えただけのようですが、これがまたあとずさりするほどの醤油の香り。それでいて圧倒的ではなく柔らかく包む感じで素晴らしい、素晴らしいなんて言葉では全く足りません。限定メニューと同じ細麺が使われていましたが(実際はこちらがスタンダードで、限定メニューが同じ麺を使っている)、懐の深い麺はここまですざましいスープであってもそっと寄り添って受け流しています。トッピングは基本的に同じで、揚げネギが加わっていました。
麺や而今@鴻池新田(大阪府大東市)
魚貝三獸士つけ麺780円 2013年8月24日
先ずは箸につけ汁を付けて味見してみると、きっちりと魚介を効かせてはありますが粘度は抑えめ、関東人では好みが分かれるところですが日本人の私にはぴったりと嵌る美味しさ。つけ汁には茹でた青菜とかメンマとか刻みネギとか植物系をこちらにまとめた感じ、その一つ一つがとても美味しいなぁ。全粒粉入りかと思われる綺麗に揃えられた細麺はざらっとした麺肌で、つけ汁に緩やかに絡みつき、これまた美味しい。麺皿ではない麺丼にはチャーシューが2枚、巻きバラ豚肉と合鴨、「三獣士」の「三」の意味を聞き忘れてしまいましたが、豚と鴨とあと一つは何だろう。お代わりしたくなるほどの美味しさで食べ終わってスープ割りをお願いしようとしたら、「こちら、お好みで」と保温ポットを渡されました。単にスープを温め直すだけではない割りスープ、スルッと食べてしまってご馳走様でした