2004年7月、和光本社に電話してみました。 取材の目的は、サイトを公式化して情報の質を高めること、でした。そもそも都内10店舗すら正しいかどうか分からないので。 電話をすると「ハイ深澤です」と正式社名で応対されます、牛丼太郎という称号はチェーン店の屋号だからです。吉野家の本社に電話すれば「ハイ吉野家デーアンドシーです」と答えるのと同じです。 電話先の方は名乗りませんでしたが、おそらく深澤社長だと思います。広報担当などというセクションがあろうハズもなく、経営的な話しも出たので間違いないと思います。 牛丼太郎には良くお世話になっている、BSE騒ぎの時にとても注目を浴びたので色々と調べたけど公式ホームページがなかった、勝手ながらサイトを立ち上げさせていただいた、ついてはお時間を取っていただいて取材をさせてもらえないだろうか、と。 すると「私たちはどなたからの取材もお受けしていないんですよ」とやんわりと、しかししっかりとした取材拒否。 びっくりしました。宣伝は一切しない、広告宣伝費としての経費は一切考えていない、口コミだけでの宣伝に任せているので、お会いしての対応やFAXでの返答もできない、電話でなら答えられる範囲で答える、とのこと。しかしながら公式見解と取ってもらっても困る。 今日の電話は取材のアポを取り付けるハズだったので、手元に質問票を用意していない。用意していないけれども何度も内容を練り直した質問票、覚えている範囲で聞いてみることにした。聞き忘れたことはまた後日に電話すればいいし。 まず、都内に十店舗は正しいのか正しくないのか、を尋ねると間違いなく十店舗ということ。各店舗の歴史についても聞きたかったのだがお答えできないと。 各店舗の電話番号がタウンページなどを検索しても見つからないのだがと聞くと、そもそも電話は社内連絡用以外に使わないから公開していない、バイトなどの募集の時だけ店先に電話番号を記載したチラシを張り出す、とのこと。 今後の出店計画は考えていないわけではないけれど、教えられないと、これが一番知りたかったのに(残念)。 次に各店舗の形態がバラバラな理由を聞いてみた、居抜きでそのままだったり新設している店もあったり、と。「そうですねぇ、中延はちょっと違いますよね」となぜか世間話になってしまって・・・あんまり答えたくないようだった。 牛太マニアの中で一番気になっている点、それは看板の色が朱色(代々木店など)、濃い朱色(中延店など)、黄色(中野店など)、青色(神保町店の店内)と異なっていること。これについては大手チェーン店ほどちゃんとしたチェーンカラーが出来ているわけではなのでその時々で考えているとのこと。って、カンパニーカラーくらい考えて、チェーン展開して欲しいよね。 カレーが代々木店にないですね、との質問には、立ち食いの店(代々木店、高円寺店)では出していないと。しかし神保町店は椅子があるけどカレーはないし、大久保店は椅子がないけどカレーはあるし。椅子があるないじゃなくて、店内が広いかどうかじゃないんですか、深澤サン! あと、ズバリ、牛肉がまだよくありますね(在庫がありますよね)と聞くと、オーストラリア産が多いとのこと。多いって事はアメリカ牛や和牛も混ぜてあるのかも、混ぜてないのかも。 最後に「ホームページ構築を許可していただけますか」との話しに認めるわけにはいかないけど許さないわけでもない。少なくとも会社の見解としては支援は出来ないとのこと。このままでは間違った情報を載せてしまったら申し訳ないと謝ると、自宅などでネットを探して、間違いなどがあれば匿名にて指摘してくれるそうです。 これからもまたお電話させていただきます、と、これからも牛丼太郎を頑張ってください、と伝えて受話器を置きました。
とりあえずは牛丼太郎ファンサイトは「非公式」なままでの継続となったわけだが、もっともっと内容を充実させて「ここまでやっていただいているのなら公式化も考えましょう」と思わせるように、頑張りたいと思います。 |