ふらわのラーメンいっぱい　滋賀県

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大津市	草津市	湖北町	長浜市	彦根市	甲賀市
２／２	１／１	１／２	１／１	２／２	１／１



						８軒９杯

	大津市　２軒２杯
幻の中華そば加藤屋＠滋賀県大津市幻の中華そば６８０円　２００９年７月２５日プーンと鶏ガラと醤油のいい香りが立ちこめてきます、ふんわりとしていながらしっかりと芯が通った美味しいスープです。鶏ガラと醤油ダレを絶妙に合わせてあります。細い縮れ麺は全粒粉でしょうか、微かに感じた小麦の香りはここからなのかな。噛む必要がないくらい柔らかいチャーシュー、コリッとしたメンマ、刻みネギに海苔が刺さっています。「スープの香りを大切にしたいために胡椒をおいてありません、辛味が足りない人は一味でどうぞ」と書かれた店主のこだわり通りにテーブルにはコショウがありません。
与七＠滋賀県大津市とんこつらーめん700円　２０１３年１２月２２日ドロリとした無鉄砲独特のとんこつスープは口の中に残るようでいてさっぱりした濃厚さ、この味わいこそが無鉄砲。なんだけど、ザラザラ感を殆ど感じられないのがちょっと残念です。麺は京都の麺屋棣鄂、他のグループ店に比べると太麺とは言い難い、2番が3番ほど切り歯を落としているのではないか。トッピングは美味しいチャーシューが4枚、メンマ、九条ネギ、板海苔、途中から辛子高菜と紅生姜。辛子高菜と紅生姜は全くクオリティが落ちていないので嬉しい、また、中野店で高菜をつまみに一杯飲みたいな。

草津市　１軒１杯

麺屋風火　元店＠滋賀県草津市
とんこつ７００円　２００９年７月２５日
豚骨系は細麺か中太麺、塩味と醤油味は細麺と平打ち麺、つけ麺の麺は選べないようです。
ドロリとした見た目通りのスープですが臭みが全く無く喉越しもスッキリ、店先から見える一抱えもあるデカイ釜でスープを作っているからでしょう。脂ののった刺身のように濃厚だけどあっさりとした後味なのは相当手間暇掛けてますね、あれこれ野菜出しも合わせていますね。細麺は茹で加減を選べなかったけど固めに仕上げてあって噛み応えが残っているほど、それでいてスープに良く絡んでとても美味しいです。チャーシューは薄くて大ぶりなのが二枚、ローストバラと部位が違うのかも知れません。味玉もとても美味しくネギもいい感じで一滴残さず飲んでしまいました。

	湖北町　１軒２杯
麺屋ジョニー＠滋賀県東浅井郡湖北町醤油らーめん６５０円　２００９年７月２６日醤油味がハッキリと分かるやや薄味のスープ、鶏ガラだけではなく豚骨や野菜などバランスよくブレンドして誰もが美味しいと食べられる仕上がり、甘めの背脂も散らされていて、正直、この地でここまでのラーメンが食べられるとは思っていませんでした。細麺が何ともスープに合っていてもう一度ビックリ、聞けば自家製麺とか、そこまでやりますか。大ぶりのチャーシューはかなり美味しいし、メンマに味付け玉子が半身、真ん中にネギが盛られていました。これは旨いなぁ、誰もが美味しく感じるだろなぁ。
麺屋ジョニー＠滋賀県東浅井郡湖北町夜限定つけめん７５０円　２００９年７月２６日太麺だから茹で時間がかかるだけではなくツケダレも別に雪平鍋で温めていて、普通のラーメンに比べて倍以上の手間を掛けています。角がピンとした太麺をそのままつまんで食べて見ると小麦の味が真っ直ぐ感じられます。ツケダレは麺に負けないほどに濃厚で「冬はもっと濃厚なのですが夏は軽めにしている」とのこと、季節によって調整もしているんですか。味付け玉子になると、海苔が添えられていて自分の好みのタイミングで食べられます。ツケダレはトンコツだけではなく色々と渾然一体となって一つの味になりかけています、細切りのチャーシュー、メンマにネギが混ぜられていました。食べ終わってスープ割りを頼んだら、器から少しツケダレを捨ててからネギとほんの少しの魚粉を入れ、お皿の上に乗せてレンジで器ごとチンしてくれました、そりゃ手間かけ過ぎでしょう。

長浜市　１軒１杯

梅花（ばいか）亭＠滋賀県長浜市
潮の香りのする塩拉麺６７０円　２００９年７月２６日
自然食材にこだわり、脂分や化学調味料などを極端に排除した精進料理の様なラーメン、サイドメニュやビールにまでその姿勢は貫かれています。チャーシューが豚肉（ちょっとうろ覚え）と鶏肉のつくねから選べるので鶏肉にしてみました。レンゲの上に味玉が乗せてあって、この味玉をスープに浸してしまうとスープの味が台無しになりそうなので味玉をぱくっと食べてから。鶏ガラや魚介を透明度が高いまま煮出してたった一つしかない平衡点を見つけ出したかのようなスープ、ラーメンのスープと言うより懐石料理のお吸い物のようです。全体に散らされた小刻みの三つ葉がさっぱりとした食感を加速します、何とも言えない美味しさです。そうめんのような細麺は主張しすぎない小麦粉の味、このスープに合わせるのは大変だったと思います。鶏のつくねにほうれん草のおひたし、どちらもスープの味わいを引き立たせるための名脇役です。

	彦根市　２軒２杯
ラーメンにっこう＠滋賀県彦根市日香麺清香（にっこうめんさやか）７５０円　２００９年７月２６日やや黄色みがかかった塩味ベースのスープはとろみを感じるほどでギュッと旨味が詰まっています、まるで支那そばやのスープのようです。麺は極細で柔らかめに茹で上げてありますが最後まで伸びることも飽きることもしないピンと芯の通った味わい。大きな巻きチャーシューは柔らかく仕上げたって美味しい、かなり固い食感のメンマがいいアクセントになっています。水菜と青ネギが散らしてあって味玉も半分入っていました。
をかべ本店＠滋賀県彦根市チャンポン680円　２０１３年１２月２２日醤油ダレ（関西風の甘いヤツ）ベースに鶏ガラ清湯スープ、ここまで甘いとは。細麺は程よい茹で加減で美味しくいただけますが、食べている間にどんどん延びていきます。豚バラを含めの野菜炒めがトッピングされ、さらに水菜と細切りキクラゲ、琵琶湖にちなんだ食材はどれだろうか。その目指すところはよく分からないけど、かなりあっさりした食べ応え、美味しく頂きました。

甲賀市　１軒１杯

天下ご麺水口店＠滋賀県甲賀市
塩そば700円　２０１３年１２月２２日
丸鶏というか鶏ガラというか鶏主体の清湯スープに、椎茸や昆布、鰹節などの魚介系の出汁をバランス良く組み合わせてあり、さらに背筋が伸びる味わい。しなやかな絹のような極細麺は「このスープにはこの麺しか合わない」と感じる相性です。焦がしチャーシューは意外にも大きく、意外にも厚く、食べる頃にはスープに馴染んでいてとても美味しいです。ドンブリを半周するような長い穂先メンマ、白髪ネギと焦がしネギ、半熟玉子に青菜に板海苔、どれ一つ欠けても支那そばにならない。