ふらわのラーメンいっぱい　福岡県

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								６軒６杯

	福岡県福岡市　３軒３杯
博多一風堂総本店＠福岡県福岡市中央区ワンタン麺（白）900円　２０１３年９月１９日スープからは都内の一風堂では感じたことのない豚骨臭さを感じ、レンゲを押し返すような粘度、口に含んでみるとザラザラしています。博多でラーメンを食べたのは初めてなので、この程度の臭さと粘度がこちらでは「標準」なのか「一風堂ならでは」なのか、分からないけど。細麺はやや固めで、この地ではこの固さが「普通」なのでしょう、スープによく合っています。トッピングは味がしっかりして柔らかいチャーシュー、半身味玉、細切りキクラゲ、青ネギ、そしてワンタン。ワンタンは大ぶりで餡ではなく皮を楽しむタイプ、皮は厚めでつるんと食べられます。麺を食べスープを飲み、ワンタンを食べスープを飲み、途中からニンニクをつぶし入れ、紅生姜を乗せて。
博多新風高宮本店＠高宮（福岡県福岡市南区）マー油入り豚骨ラーメン600円、半熟味玉100円　２０１３年９月２６日まるっきりの熊本ラーメンではない新風のマー油ラーメン、スープを飲んでみたら明日からでも都内で通用するほどもの凄く美味しい味わい。自家製の極細麺は、目をつぶって食べてみたらなんつッ亭のと酷似、修行先が同じだからと言ってここまで麺が似るとは思えないのですが。とろっとろの角煮チャーシュー、細切りキクラゲ、青ネギに追加した半熟の味玉、いずれもかなり丁寧に仕込まれています。
らーめん大福岡大橋店＠大橋（福岡県福岡市南区）福岡限定らーめん650円のニンニク　２０１３年９月２６日油そばとラーメンの中間的なスーブの量で、ギリギリかき混ぜなくても食べられますけど、何となくかき混ぜてしまう。丸山製麺から直送されてくるごわごわした太麺が、これから東京に戻る私には懐かしささえ感じます。細麺天国のこの地では、こんなのラーメンじゃないと言う人が多いことはよく分かりますが、それなりに固定客を掴んでいるようです。スーブは博多（九州）と言うことで甘め、ちば醤油の立て短冊が置かれていませんでしたので、使っていないのかな。トッピングは先ず豚からして違うワケですが、野菜（茹でモヤシ、茹でキャベツ）、メンマ、キクラゲ、青ネギ。

	福岡県北九州市　２軒２杯
無法松＠香春口三萩野（福岡県北九州市小倉北区）無法松ラーメン740円　２０１３年９月１９日全部乗せでも豚骨スープの匂いが漂ってきて、スープを飲んでみると豚骨出汁の良いところを持ち上げ、悪いところをなだめるために魚介類などのダシを合わせてあるようです。胸倉をグイと掴む味わいではなく、そっと肩を抱き寄せる味わいのスープは極細麺にもぴったり合っています。全部乗せと言うこともあって2種類のチャーシューに加えてほぐしも乗せてあり、ネギは薬味の青ネギと食感の白髪ネギが乗せられています。細切りキクラゲ、辛味ダレはぴりりとする程度ですが、驚いたのはワンタンの皮だけと言うトッピング。まあ、ワンタンは幅広い麺というとらえ方も出来るので、スープを良く吸い上げるワンタンを作れば啜るのでは違ったスープの楽しみか方できるわけで。
魁龍小倉本店＠福岡県北九州市小倉北区魁龍ラーメン790円　２０１３年９月１９日スープが骨色、骨色ってどんな色だよと聞かれたら「魁龍のスープの色」と答えるようにしている。味は美味しいんだから美味しくないんだか分かりにくい美味しい豚骨出汁、濃度、粘度ともそれほどでもないけど喉を通りにくい通りにくい。毎日食べていたら骨太になれそうなほどで、少し柔らかめの麺がとても美味しいじゃないですか。トッピングはバラ肉チャーシューが4枚、ワンタン2個、メンマ、薬味ネギ、海苔は完全にスープ没していますな。ここでのワンタンは餡重視仕立てですけど、スープの味に勝ち負けと喧嘩せずに乗っかっている感じ。

福岡県久留米市　１軒１杯

大砲ラーメン本店＠福岡県久留米市
昔ラーメン並570円　２０１３年９月２３日
体中がとろけそうに美味しい、いや、もうとろけてしまったかのように美味しい。細麺なのによくスープを吸い上げますねえ（当たり前）、美味しいですねえ。チャーシュー、メンマと食べていると、クルトンが入っている？ワケでななくて背脂クルトンと呼ばれている、背脂を油揚げした、コリッとした食感。海苔と青ネギは無くてもいいんじゃないかなと思いつつ、やっぱり好きな人もいるのだろうな。