大阪市生野区 １軒２杯
麺屋７．５Ｈｚ生野本店＠小路（大阪市生野区）中華そば４５０円 ２０１０年１月１０日
いわゆる高井戸系と言われる大阪の醤油ラーメン、六時から十六時、十八時から二十八時までと営業していない時間に行くことの方が難しいお店。少し直線に切り取った丸盆に並々とスープが注がれたドンブリ、麺が見えない程の九条葱、見た目がもう堪らないなぁ。九条葱をかき分けてスープを飲むべきところを九条葱共々レンゲですくってスープを飲みます、すっきりした鶏ガラメインのスープ、旨いですなあ。九条葱がスープに馴染んでしんなりしていて旨い、何口か飲んでから麺、大阪では珍しい太麺をじっくりと茹で上げてあってこれがまた不思議とスープに馴染んでとても美味しいんです。しっかりとタレに煮込まれたチャーシューは屋台のチャーシュー。メンマも程々で、麺を食べ終わっても九条葱と一緒にスープをすくいながら飲んでしまいました。
麺屋７．５Ｈｚ生野本店＠小路（大阪市生野区）特製塩そば５５０円 ２０１０年１月１０日
おや、九条葱が普通のネギに替わっています。鶏ガラダシの旨さがハッキリと感じられる塩ダレベースのスープ、こちらも旨いじゃないですか。東京ではどんどん濃い味に変わってしまって、濃くなければ旨くないと言われるほどの状況になってしまったので、こういった正統派の塩ラーメンを味わえるお店が減ってきました。そのスープに合わせるのは細麺、麺が主張せずにスープを飲ませるラーメンということですね。チャーシューにメンマになると、あっという間に食べ終わってしまいました。
麺屋わっしょい＠寺田町（大阪市生野区）男の根性黒醤油６８０円、ニンニク ２０１２年２月２６日
関東で「野菜大盛り」の場合は中本以外は殆どが「茹で野菜」ですが、この店は炒め野菜でキャベツとモヤシが半分半分、の上に豚バラ肉が８０ｇほど乗せてあります。スープは豚骨出汁で甘めの醤油ダレ、さらに甘めの背脂と全体的に甘い方向を目指しているのでしょうか。太麺が実にスープに馴染んで美味しく、特定の嗜好のお客さんではなく幅広い客層へのウケを狙っているのでしょう。これは美味しいですねぇ、２号店、３号店もあるそうですが、ますます大阪に来なくては行けませんね。